コロナウイルス対策で政府が小中学校の臨時休校要請
新型コロナウイルスの影響が広まっています。
政府は昨日(2月28日)、3月2日(月)から全国の小・中学校及び高校などを臨時休校にするよう要請しました。幼稚園や保育所、学童保育は対象外ということになっています。
学校に通っている子やその親、教育に携わる人たちの混乱は必至です。
各学校では期末試験の季節であり、また最終学年の児童、生徒は卒業式なども控えている時期です。
小学6年生、中学や高校などの3年生は卒業後別々の学校や進路に進む人たちもいて、急に来週から休みになる事=ともに過ごしてきた友人や先生と会えるのも今日限り、という人も出てくるでしょう。
事態が事態だけに仕方ないことではありますが、そうした立場の人たちにとっては悲しいことであると言えます。
教育に携わる人たちも「試験はどうする」「成績はどうする」「卒業式はどうする」などなど、問題山積でしょう。
コロナウイルスが実際にどの程度感染が広まっているのかは未知数です。
地域の罹患率などは現時点で把握しようもなく、未だ治療方法はない中での不安が広がっています。 検査体制が追い付いていないこともあってか、体調が悪くても検査できない人も少なくないようです。
検査結果が陽性であることを確認すれば、仕事や学校を休まざるを得ませんが、怪しい人はどうするか微妙。その上、無症状の罹患者も確認されている状況を考えると、学校だけでなく、広く外出を禁止するくらいの措置を取る可能性も考えなければいけない状況のようにも感じます。
夏のオリンピックは何としても開催して欲しい。
もしオリンピックを中止あるいは延期ということになると様々な経済活動に更なる大きなダメージを受けることになるでしょう。
今はとりうる策を最大限使うべきだろうと思います。
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