相続対策と相続税対策は違います
「相続対策」と聞くと多くの人が「うちには資産はあまりないから」とおっしゃる人が多いのですが、「相続税対策」ではなく「相続対策」が重要ですとお伝えしています。
相続対策の3つの柱
相続対策は次の3つの柱があります。
1.分割対策
2.納税資金対策
3.相続税対策
この3つは、この順番に重要です。
相続税対策に力を入れるあまり、1の分割対策や、2の納税資金対策を検討していないと遺産分割協議でもめたり、相続手続きが難航するリスクが高いといえます。
相続はいつか必ず起こります
しかし、自分自身が亡くなる時は一度だけですし、身内の相続にかかわることも人生の中でそう何度もあるわけではありません。
ですので、普通に暮らしている方には「相続」が身近な問題であることをあまり意識していないと思います。
人の「死」にかかわる話ですので、「あまり深く考えたくない」「イメージしたくない」と感じる方もいるでしょう。
相続に詳しい人は少ない
「相続」について詳しい人はほとんどいません。
「誰が相続人になるのか」という基本的なことですら曖昧な方、間違って認識している方がたくさんいます。
「自分に相続が起きた時は遺された家族で仲良く話し合って決めてほしい」と思っている方も少なくありませんが、結果としてもめてしまうケースは少なくありません。
「相続対策」は「カスタムメイド」でなければならない
「相続税対策」は「相続対策」の一部でしかありません。
そして、実際に相続が起きた時にどう備えるかは、その方のご家族の状況や資産状況等によって様々です。
答も一つとは限りません。
相続にどう備えるかについて、ネットで調べてもごく一般的なことしか書かれていません。
実際の相続対策は、その方の周辺状況をしっかり踏まえた「カスタムメイド」である必要があります。
もちろん、すべての相続でもめるわけではありません。
しかし、もめるリスクの種を発見し、事前に摘み取ることができれば、ご自身もご家族も安心なはずです。
西山ライフデザインでは
西山ライフデザインでは、相続発生前に相続にかかわるリスクの種を摘むお手伝いをします。
相続発生後でもできる相続対策もあります。
相続対策について
「何から始めればいいのか」
「誰が相続人になるのか」
「どんなリスクがあるのか」
「うちには相続税はかかるのか」
「遺言書を書いておきたいがどんな準備が必要なのか」
「相続後に保有している不動産はどうすればいいのか」
「どんな遺産分割の方法があるのか」
といった基本的なご相談もお気軽にどうぞ。
もちろん、
「相続税対策を考えたい」
というご相談もお受けしています。
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