アメリカ大統領に翻弄される市場

トランプ大統領が就任して3週間ほど。

この間、為替は112円~115円くらいのレンジで動いている。トランプショック前後の時から比べれば落ち着いているが、まだまだ様子見という感じだろう。日経平均も18,900円~19,500円のレンジ。一時「再び20,000円を伺うか」と思わせる一方、19,000円を割り込む場面もあった。

TPP離脱やメキシコとの関係などで外交的には今後も不透明感が強い。

この間の注目は日米首脳会談の行方だったが、思いもよらぬほどの厚遇を受け、市場は肩透かしを食った格好。

日本国内では今日、東芝の決算や社長の辞任に関するニュースなど、市場全体に影響しそうなニュースもあり、下げる場面もあったが、まだ、世界中がトランプ大統領とはどんな人で、これからどうなりそうかを見定めようと様子を見ている。

投資では「待つも相場、休むも相場」という格言がある。

どちらに進むかわからない時にはポジションを外し「相場を静観する」という場面も必要。

一方で、長期投資では積立投信などのように一定金額を定期的に投資し続ける、いわゆる「ドルコスト平均法」という投資法がある。この投資法では安い時に沢山購入でき、高い時には少ししか買わないことになる。ずっと右肩下がりであれば、損をすることもあるが、ほとんどの相場には高い時もあれば安い時もあるという波がある。

じっくり投資するならば慌てずどっしり構えることも重要。


今年は、いや今年も相場の読みは難しい。

年末には22,000円から場合によっては25,000円もある、という強気の予想をする人もいれば17,000円~16,500円もあり得るという弱気な予想をする人までアナリストの意見も割れている。要するに「わからないけど何にも答えないのでは仕事にならない」アナリストが勝手に予想しているような状況。

自分で考え、自分で投資し、責任も自分にある、ということを肝に据えつつアンテナを張りたい。


しかし東芝。どうなっちゃうんだろう。。。

西山ライフデザイン「目指せ、ワンダフルライフ!」

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