グアムへ行ってきました。
12月6日より10日までお休みをいただき、グアムへ行ってきました。
自身2度目のグアム。初めて行ったのは2年前。上の子が1歳のなる少し前でした。現在、上の子が3歳1カ月、下の子は1歳1カ月ということで下の子にとっては初めての海外旅行ということになります。
子連れで旅行に行くと食べるところにちょっと気を遣います。
グアムにはドレスコードがあるような店はほとんどありませんが、レストランには入りにくい。ただでさえ、上の子は小食で食事に集中する時間が短いこともあり、ゆっくり大人が食事をすることは不可能に近い。(下の子はもりもり食べますが、こぼしたり散らかしたりすごいのでやっぱり難しい)食べてる間に騒ぎ出したりするとちょっと気まずい。
こんな状態ですので、ドレスコードがある店だけでなく普通に外食するのも気が引けます。と、いうわけでテイクアウトして帰ってきて部屋で食べる、というのが落ち着きます。
グアムでは結構テイクアウトに対応してくださる店も多いようです。
しかし、料理のお値段はお店できちんと盛り付けられているからこそのお値段とも言えるようで、部屋に帰ってから開いてみると「これに30ドルも払ったの?」というようなことも起きます。
なかなか難しいですね。
でも、飛行機の中から、ホテル、様々なところで子供がいる家族に対しての気遣いをたくさんいただきました。すごく「子供を社会が受け止めてくれる」雰囲気があったように思います。
さて、FP的な観点でもちょっと。
ご飯を食べる店は当然のことながらそれぞれの店で値段をつけているので、値段が違うわけですが、結構細かく見ているとお土産物の値段も店によってずいぶん値段が違います。
チョコレートやマカダミヤナッツなどの土産物としての定番商品もずいぶん値段が違います。「5個買うと1つおまけ」なんていうものもありますが、中にはそもそも設定されている価格がほかの店の倍近い、なんていうこともあります。
海外旅行に行ってお土産物を選ぶ時間をあまりかけすぎるのもいかがなものかと思うわけですが、ちょっとしたリサーチは必要なように感じます。
行動心理学的にいうと人間は旅に出ると金銭感覚がルーズになりがちです。普段は100円、10円の価格差にも敏感な人が1,000円、10,000円、場合によってはそれ以上の価格差を簡単に受け入れてしまう。そんなことも珍しくありません。
払う必要のあるお金と、払う必要のないお金の判断基準はこんな時に試されるように思います。せっかく旅行に来たのだからあまりお金のことは気にしない、という感覚もわからなくはないのですが。
どうせなら、そこでしか手に入れられないものや、そこでしか体験できないことのためにお金を払いたいと思ったりしました。
もうひとつ、これは気を付けないと、と思ったことがあります。
当然のことながらすべてがドルで価格表示されています。このところドル円相場は大きく変動していますので、決済のタイミングでの価格も流動的ではあるのですが、そのほかにも気にしておきたいことがあります。
仮に円ドル相場が115円=1ドルだとします。
ある商品の価格が$3.50と表示されていた場合の日本円に換算した価格は402.5円になるわけですが、$3.50と表示されていると「安く見える」という錯覚があるように感じます。1ドルに満たない部分(小数点以下のセントの部分)の記載がないとなおさらです。$6とだけ記載されていると日本円の金銭感覚、表示で慣れている我々にとっては690円と書かれているよりも安く見える。
この錯覚も旅行中の金銭感覚を鈍らす原因のように感じました。
家族と過ごす幸せな時間でしたが、この仕事をするようになり、自分自身の目がこれまでの海外旅行の時とは違うところを見るようになっていることに気付きました。これも一種の職業病でしょうか。
さあ、リフレッシュしたので、今日からまたしっかり仕事します。
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