昨日、叔父の葬儀を行いました

数年前に大病を患って以降、特別養護老人ホームに入居していた叔父。3月27日に息を引き取り、昨日3月31日に葬儀を行いました。

子供がいない叔父夫婦したが、2年前、叔父の兄弟(私の父とその兄弟)、叔母(叔父の妻)とその兄弟の了承を得たうえで私と私の弟は叔父・叔母の養子となり、私は甥であり長男として喪主を務めることとなりました。


お坊さんを呼ばない「家族葬」。通夜なしの告別式のみ行いました。

式ではカラオケ大好きだった叔父の好きだった曲(持ち物の中に100曲ほどの「十八番リスト」がありました)の中から特に好きそうな曲を3曲チョイスし、式の中で流しました。

その後、故人の妻である叔母、故人の兄弟、特に親交の深かった叔母の弟に「別れの言葉」をお話しいただました。

棺の中でたくさんの花に埋もれ、いまにも目を開けそうな叔父に別れを告げました。


亡くなる前日、入居していた施設の計らいでオンライン面会を行うことができました。ベッドの上でカメラに手を振る叔父の姿を見ることができ、思いのほか元気そうに見えました。

また近いうちにもう一度オンライン面会ができるのではないかと思うほどでしたが、その翌朝、施設から「息を引き取った」との連絡を受けました。

89歳。

体のあちらこちらに不調を抱えながらも頑張っていたことと思います。

コロナでなかなか施設での面会がかなわなかったことは残念です。

いつか必ず尽きる命。

にぎやかなことが好きだった叔父にはもっと大勢の人が参列する葬儀の方が喜んだのかもしれません。しかし、コロナ禍では大勢の人を集めることも難しい状況でした。

親族のみのこじんまりした叔父でしたが、かえってゆっくり故人を偲ぶことができた良い式ができたのではないかと思います。

今頃きっと先に旅立ったカラオケ仲間やおじいちゃんおばあちゃんのところで賑やかに宴会を始めていることでしょう。

僕らのことをかわいがってくれたおじちゃん、今までありがとう。

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