ダイエットと資産形成の類似点
お金を貯めたいけどなかなかたまらないという人は少なくないでしょう。
「ダイエットと資産形成は似ている」と言われてもあまりピンとこないかもしれません。
ダイエットと資産形成は似ています。
むしろ反対の考え方といったほうが良いかもしれません。
ダイエットの王道は「摂取カロリーを抑え、消費カロリーを増やす」ことです。
消費カロリーを増やすためには
・有酸素運動により持続的にカロリーを消費し続けられる運動をする
・筋力アップによって基礎代謝を増やす
といったことが重要です。
一方、摂取カロリーを抑えるためには
・食事の量を減らす
・カロリーになりやすい糖質の摂取を抑える
などの方法があります。
資産形成はすなわち「資産の蓄えを増やすこと」
ダイエットは「余分な脂肪を落とすこと」
ダイエットは減らす、資産形成は増やすことが目的。
ダイエットでは食事制限も効果がないわけではありませんが、我慢が必要です。
資産形成では日々の節約に効果がないわけではありませんが我慢が必要です。
あまり頑張りすぎて、我慢できなくなるとリバウンドしそうです。
ダイエットでいうところの「基礎代謝を上げる」ことは、
資産形成では「固定費を下げる」ということと同じです。
太らない体質を作るために筋力アップを図るように、家計の固定費を下げることができれば、家計を「貯蓄できる体質」に改善することができるでしょう。
固定費にもいろいろありますが変動費に比べ最初にそうした状態にするための努力が必要です。
一方、一度そうした状態を実現すれば「太りにくい体質」を作るように「貯まりやすい状態」を維持しやすくなります。
私自身、ここ最近、コロナの影響もあって運動量が減り、一方で食べる量が以前とあまり変わらなかったため、体重が増加傾向にありました。
そう我慢強い性格ではないので、目的意識がないとなかなか改質改善が実現できないことも知っています。
そこで、今月は「東京エクストリームウォーク42.195」に参加を決め、それに備えて少し前からジョギング、ウォーキングを始めました。
来年には再びフルマラソンに参加し、しっかり「完走」したいと考えています。
こうした「ゴール」「目標」を設定することは資産形成でも効果的です。
実現したい「将来像」を想定し、それを実現するためにどのような準備が必要なのか、どのくらいの資金が必要なのかを知り、実現までのロードマップを作成することが重要です。
描くゴールは人それぞれ。現在の状況も人それぞれ。描くロードマップも十人十色のはずです。
あなたの「ロードマップ」は描けていますか?
西山ライフデザインはファイナンシャル・プランナーとしてご相談者の「ロードマップの作成」をお手伝いします。
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