離婚、ですか?
先日、ある方から連絡が。
娘が離婚することになりそうです、と。
娘さんは今年の春ご結婚したばかり。
僕自身面識もあります。
電話での話でしたのであまり詳しいいお話はできませんでしたが、電話をいただいた娘さんのお母様はかなり精神的にショックを受けていらっしゃいました。
私も離婚経験者です。
夫婦が離婚する原因は一方的にどちらが悪い、ということはないと僕は思います。
それまで別々の家で、生活環境も違って、普段の習慣や家族の付き合い方も違って、という二人が同じ屋根の下で共同生活するということは、どこかで違和感があって当たり前。
妥協、と言ってはネガティブですが、どこかで折り合いをつけ、お互いがお互いを認め合いながら新しい家族の形を作っていくものだと思います。
最近は3組に1組は離婚すると言われています。
昨日も松田聖子さんと神田正輝さんの娘さんである神田沙也加さんが離婚していたことが報道されていました。
ご両親が離婚していると、その子も離婚に踏み切るハードルが下がる気もします。
時には我慢も必要です。
子供がいると離婚のハードルは間違いなく上がります。
親同士が離婚したとしてもその子にとっては切っても切れない血縁があります。しかし、顔を合わせるたびに喧嘩ばかりしている両親の姿を見るのも子供にとっては辛いでしょう。
子供がいない夫婦の場合は夫婦間の信頼関係以外につなぎとめるものはないのかもしれません。
数日たって、もう一度お電話をいただいたお母様に電話してみました。
娘さんの離婚問題は変わりませんでしたが、最初にお話しした時に比べると少し落ち着かれている様子でした。
結婚するのは簡単、というと結婚しようとしても相手がいない方などもいらっしゃるので語弊がありますが、離婚するよりは簡単なように思います。
自分は離婚した後、幸い新たなパートナーを結婚し、二人の子を授かりました。
今とても幸せだと感じます。
離婚するとき、あれほど反対していた両親も今はそんなことはなかったかのように孫たちと遊んでくれたりしています。
一度しかない人生、どう生きるかは自分次第です。
離婚するとき、他人のせいにしてしまったのでは、次も同じようになりかねません。
寂しいことではあるけれど、離婚すると決めたならば前を向いてより幸せになるために何をすべきかを探していただきたいと思います。
0コメント